天才たちの日課って普通の人とそんなに変わらない
意外だった。
天才の日常生活って案外普通の人とそんなに変わらないんだ。
夜まで飲み歩く人もいれば、規則正しい生活を送る人もいる。本当に普通の人と変わらない。
この本は161人の天才の日課について1人あたり1ページから2ページでまとめた本だ。普通の人とそんなに変わらないものから奇抜なものまで偉人たちの日課がずっと続く。正直本としては凄い退屈だ。
フランシス・ベーコンの日課
彼は朝早く起きて絵を4、5時間描くんだ。
でもその一方で午後からは自堕落な生活を送っていたりする。
1日に何度も豪華な食事をして大量の酒をあおり、刺激的なものにはすぐ手を出し、たいてい夜更かしをして同世代の誰よりも派手に遊んだと書いている。
これだけ見ると普通の人と本当に変わらないよね。
1日2、3時間の睡眠と6本以上のワインを飲んでいたのにも関わらず素晴らしい作品を生み出し続けるんだ。
習慣を徹底的に確立させるという点で共通して超越している
普通の人とそんなに変わらないものから奇抜なものまで、偉人たちの日課をひたすら読んでいると一つの事実に気づく。
ほとんどの天才はクリエイティブな仕事をするために絶対に毎日時間を作るんだ。
とにかくみんな共通して習慣を確立すると言う点で超越している。
どんな偉大な作家も偉人も作業の時は孤独と戦い、一人でコツコツと机に向かわなくてはいけない、というのは今も昔も変わらないんだ。
ゆるぎない習慣は投資にもつながるものがある
僕が気に入ったのは下記の文章だ。
習慣に従うことは惰性で動くことだ。しかし個人の毎日の習慣は、ひとつの選択、または一連の選択の結果でもある。うまくやれば、さまざまな限られた資源〜省略〜たとえば時間(なによりも限られた資源)、意志、自制心、前向きな姿勢など〜省略〜を有効に利用するための巧妙な仕組みになる。ゆるぎない習慣は、精神力の涵養につながり、感情の波に流されるのを防ぐ。
投資は自分の資産の状況—含み益なのか、そうでないのか等どうしても感情の波に流されてしまうときがある。
感情の波に流されるということは無駄に意思決定のリソースをそこに割いてしまうということなんだ。
なぜ習慣が大切なのか。
無駄なところに意思決定の精神力を割く必要がないからなんだ。
そしてその分、別のことに精神力を使うことができるんだ。
積み立て投資の利点がまさにこの一言に凝縮されている。
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