「できないこと」を4つ言うことができるか。

「できないことを言う」っていうのはとっても大事なこと

きみは何かについて「できないこと」を4つ言うことができるだろうか。

きみに関係するものならなんでもいい、僕ならそう、「『投資』に関してできないことを4つ言うことができるだろうか」という風になるね。

言えればそれでいいんだ。でもできないことを4つ言うのって意外と難しいと思うんだ。できないことを言うのはなんだか恥ずかしかったりもするし勇気がいることだ。

でも「できないことを言う」っていうのはとっても大事なことなんだ。

 

できるようになるためにはできないことがわかっていなければできるはずがないんだ。

 

なんだか当たり前のことを言ってるように思えるよね。

為末大の「諦める力」にこう言った記述がある。

・可能性がなくなっていくと聞くと抵抗感を示す人もいるけれど、何かに秀でるには能力の絞り込みが必須で、どんな可能性もあるという状態は、何にも特化できていない状態でもあるのだ。できないことの数が増えるだけ、できることがより深くなる。

・「自分はこのくらいの者だ」という感覚が洗練されていないと、たまたまうまくいっていることや、たまたまうまくいっていないことが「すべて」だと思ってしまう。世の中の評価は移ろいやすく、褒めてくれていた人が手のひらを返したように冷たくなったり、貶めていた人がいつのまにか持ち上げてくれていたりと、自分ではコントロールできない。だからこそ、自分の中に軸を持つことが大事なのだ。

・「可能性は無限だ」。こういう考え方を完全に否定するつもりはないけれど、だめなものはだめ、というのもひとつの優しさである。自分は、どこまでいっても自分にしかなれないのである。それに気づくと、やがて自分に合うものが見えてくる。

“為末大の「諦める力」より引用”

できないことを言うことって一見するとマイナスのように見えるよね。でもじつはそうじゃないんだ。

できないことを言うことで自分はこれくらいだという自分に対しての正しい感覚を持つことができるんだ。

そして、できないことの数が増えるだけ、できることがより深くなる。というのは「できないことの数が増えれば増えるほど自分に対しての正しい感覚が研ぎ澄まされていく」ということでもあるんだ。

 

だから「できないことを言う」っていうのはとっても大事なことなんだ。

4つできないことを言わないといけないのはなんで?

ここまででできないことを言うことの大事さは説明したね。

じゃあなぜ4つなのだろう。

…そうなんだ。僕の大好きなジョジョ7部のジャイロが言っているからなんだ。

“STEEL BALL RUN 11巻 #43より引用”

でも決してふざけているわけじゃないんだ。このセリフは結構ネタになっているみたいだけど本当はとてつもなくすごい真の意味を秘めてるんだ。

↑の記事についてざっくりいうとジャイロのこのセリフもまた「できるわけがない」とジョニィに4回言わせることが目的で、「できるわけがない」と4回言うことで絶対絶命の状況を脱することができたというものなんだ。

これも本質は同じなんだ。さっきも言った「できないことの数が増えれば増えるほど自分に対しての正しい感覚が研ぎ澄まされていく」というのに通じているんだ。

だから、作中でもただ何も考えず「できるわけがない」と言ったジョニィに対して

と言ったのも説明がつくんだ。少し話が脱線してしまったかもしれないけど「4つ」と言うのは自分に対しての正しい感覚を研ぎ澄ますための最低限の回数なんだ。

 

僕もそうだけど知らないうちにできると思いこんでいる節が結構ある。特に投資なら尚更それは顕著に現れる。みんなプロ投資家になったつもりで話している。

そんな時は思い出して欲しい。

 

「できないこと」を4つ言うということを。「自分はこのくらいの者だ」という感覚がついてからが実はスタートなんだ。

スポンサードリンク







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です